これからは女性スタッフの人材面の活用がひとつの要点と感じている。当社のスモールショップは生活者販売に徹しており、女性スタッフ2人が担当。本社も販売スタッフに女性の新人を採用した。男性社員と一番違うのはものの見方にあるように思う。
男性は経験知やノウハウの蓄積でものを言うのに対し、女性はものを感度で判断する傾向があり「良い」と「悪い」の見分けでも男性とは違う発想がある。この違いを踏まえないと、住宅のリフォーム(当社ではデコレーションと言っている)は伸びない。この分野の決定件は女性にあり、女性の感性にフィットしたサービスを創造しなくてはならないと思う。
最近ショップ脇のデッキスペースに住宅モデルの模型を置き、住宅のカラーコーディネイト、部位ごとのペインティングの解説を表示したところ、来店率が増えた。また店舗の目立つところに塗装教室開催を看板的に掲げたところ、これも効果があった。
約10坪ほどのスモールショップだが、店全体が広告塔となりいろいろな形で情報発信していく大切さを改めて実感している。
情報化時代とはいえ情報メディアはあくまでもツール。地域密着はリアルなショップから生活観のある提案を発信し続けることが重要だと思う。
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