
このような方にお勧めします。
ビルオーナー様
店舗、レストラン経営者様
ショールーム経営者様
ホテル事業者様
ガラスを綺麗にキープ
ガラス表面に光触媒を形成し、光触媒分解(有機物を分解する)と光触媒超親水性(水に馴染みやすい表面にする)ダブルの作用が、”汚れ”を付着しにくく、洗い落とし易くする力を発揮。
この力で、ガラス特有の透明な美しさを長期間保つことができます。※1
簡単な施工で実現※2
光触媒ガラスコーティングには、アンダーコートなど複層コートは必要ありません。光触媒コーティング1層のみで終了※3しますので、施工が簡単です。
また、スプレー塗布方式なので、ガラス面の形状、サイズへの柔軟な対応が可能です。※4
クリアーな視界を確保
超親水性となったがらす表面では、雨水は、水滴とならずに薄く膜状に広がり、水滴による光の散乱(乱反射)が抑えられますので、光触媒膜のない通常のガラスに比べて、クリアーな視界が得られます。
自然にやさしい技術
自然のエネルギー(太陽と水)だけを利用しています。
また、有害物質を材料としていないため、自然環境にやさしい技術です。
※1:光触媒コーティングガラスは清掃不要なものではありません。汚れやすい環境においては定期的な清掃をお勧めします。また、適度に光及び水(雨水)が当たることが必要です。
※2:当社のクリーンなの工法®は、当社の商標です。
※3:光触媒コーティングの前にガラス表面付着汚れを除去するため、前処理洗浄を行います。
※4:曲面などの特殊形状体については当社までご相談ください。また、ガラス表面に他の加工が施されている場合には、コーティングできない場合があります。塗装面は、10℃以上の傾斜が必要です。
きれい、よく見える 光触媒膜による防汚・防滴・防曇効果

光触媒膜に、紫外線があたると、その表面では、
@超親水性作用が発現し、膜表面は大気中の水分で薄く覆われ水になじみやすくなり、汚れが付着しにくくなります。また、
A有機物分解作用も発現し、汚れ(有機物)を分解、付着力を弱めます。

B汚れの付着力が弱まっているところへ、雨が降ると、雨水は、水になじみやすくなっている光触媒膜表面で厚い水膜となり、徐々に、汚れと光触媒膜との界面にもぐりこんでゆきます。

C十分な雨水により、水膜は、汚れを浮かせながら、水膜が下方へ流れ落ちる力によって、汚れを洗い落とします。
(0)商品名 | 光触媒ガラスコーティング クリーンなの工法®(光触媒コーティング剤 ST-K253、ST-K254) | |||
---|---|---|---|---|
(1)光触媒等の種類 | 酸化チタン | |||
(2)光触媒等加工部位 | 対象基材:ガラスの表面 | |||
(3)-1光触媒等の効果 | 1.測定方法は JIS R1703-1、 JIS R1703-2 に準拠しました。 | |||
2.セルフクリーニング効果 | 限界接触角 | ST-K253:5°以下*1 ST-K254:5°以下*1 | 汚れを洗い流す性能の目安です | |
分解活性指数 | ST-K253:13nmol/L/min*1 ST-K254:10nmol/L/min*1 | 汚れを洗い流す性能の目安です | ||
(4)-1使用できる場所 | 屋外、昼間に太陽光が入る窓 | |||
(5)-1安全性 | 急性経口毒性、皮膚一時刺激性、変異原性について、光触媒工業会の安全性基準を満足していることを確認しています。 | |||
(6)-1使用上の注意 | 表面に過度の汚れが付着していると、十分なセルフクリーニング効果が得られませんので、定期的な清掃をお勧めします。 | |||
*1: 光触媒工業会の認証基準は限界接触角が30°以下であり、小さいほど性能が高い事を表します。 分解活性指数の認証基準は5nmol/L/min以上であり、大きいほど性能が高い事を表します。 |
(上記記載は光触媒工業会の表示ガイドラインを遵守して表示しています)
光触媒超親水性による防滴・防曇効果

光触媒膜を加工していない通常のガラスの場合は、雨水は水滴となり、表面には水滴による凸凹ができますので、光の散乱(乱反射)が高くなり、視界は低下します。(図2)
図3は、実際のガラス基板面上での光触媒超親水性作業を撮影したものです。
向かって左側が、光触媒コーティング面、右側が、なにもコーティングしていない通常ガラス面です。ここへ、スプレーによって前面均一に散水した状況を示しています。
左側が、光触媒超親水性作用によって、水が水滴とならず、ガラス面背景がクリアーに見えていることがわかります(写真では判り難いですが、このとき、左側表面では、水は薄い膜となって一様に広がっています)。
防滴効果例

防曇効果例

光触媒超親水性作用の効果持続性

光触媒面に紫外線をあてると(紫外線光量:0.5mW/cu=日中日陰の光量程度)水になじみやすくなり始め、図の青色部分で、水は表面で水滴にはならず水膜を形成します。この状態を超親水性状態といいます。この状態で暗所に放置すると1週間程度超親水性状態を保った後、次第に水滴になる状態まで低下します。6週間後、再び紫外線をあてると、また超親水性状態に戻ります。
環境にやさしい

【施工例:当社本社ビル(大阪府)施工後5ヶ月経過時】
当社本社ビルでの清掃回数削減実証実験では、
4回/年 を 0〜1回/年
に減らすことができました。
地球の、夢の、進化学。室内にも抗菌効果
機能 | 窓外表面(屋外) | 窓内表面(屋内) |
---|---|---|
セルフクリーニング/易洗浄 | ○(セルフクリーニング) | ○*1(易洗浄) |
抗菌 | ○ | ○*2 |
*1 紫外線があたり散水が可能な場合にのみ効果の発現が期待できます。(なお、光触媒工業会のセルフクリーニングの認証範囲は屋外で使用される場合に限定されています。)
*2 昼間に太陽光が入射し、紫外線強度0.25m W/cu以上が確保できる場合に効果の発現が期待できます。
抗菌メカニズム

実験例(大腸菌)

- それぞれのシャーレを3時間光(紫外線)照射後、24時間大腸菌を培養。
- 評価用に大腸菌を染色(オレンジ色)。⇒光触媒塗布シャーレでは未塗布のものより、菌の繁殖が抑制されています。
(0)商品名 | 光触媒ガラスコーティング クリーンなの工法®(光触媒コーティング剤 ST-K253、ST-K254) | ||||
---|---|---|---|---|---|
(1)光触媒等の種類 | 酸化チタン | ||||
(2)光触媒等加工部位 | 対象基材:ガラスの表面 | ||||
(3)-2光触媒等の効果 | 1.測定方法は JIS R1703-2 に準拠しました。 | ||||
2.抗菌効果及び試験条件 | 抗菌効果*2 | 大腸菌 | ST-K253:抗菌活性値は2.7 ST-K254:抗菌活性値は2.7 | ST-K253:光照射による効果は3.2 ST-K254:光照射による効果は2.7 | |
黄色ブドウ球菌 | ST-K253:抗菌活性値は3.5 ST-K254:抗菌活性値は3.8 | ST-K253:光照射による効果は3.7 ST-K254:光照射による効果は2.8 | |||
試験条件 | 紫外線強度0.25m W/cu(この条件は昼間の窓際に相当します。) | ||||
(4)-2使用できる場所 | 屋外、昼間に太陽光が入る窓。太陽光が入らない場所では十分な抗菌効果が期待できません。 | ||||
(5)-2安全性 | 急性経口毒性、皮膚一時刺激性、変異原性について、光触媒工業会の安全性基準を満足していることを確認しています。 | ||||
(6)-2使用上の注意 | 表面に過度の汚れが付着していると、十分な抗菌効果が得られませんので、定期的な清掃をお奨めします。 | ||||
*2: 光触媒工業会の認証基準は抗菌活性値が「2.0」以上、光照射による効果が「0.3」以上です。抗菌活性値が「2.0」とは、抗菌効果により菌数が1/100に、「3.0」とは菌数が1/1000になることを表します。また、光照射による効果が「0.3」とは光を当てない条件の菌数に対し、光照射により菌数が約半分になることを表します。 |
※抗菌性の持続性については現時点では確認できていません。(上記記載は光触媒工業会の表示ガイドラインを遵守して表示しています)
高耐久性
QUVによる促進耐久試験データ(JIS K5600に準じる)

※QUV試験について
- <試験サイクル>紫外線照射:60℃×8時間/水蒸気凝縮:50℃×4時間を1サイクル
- QUV試験100時間で実環境1年相当の環境負荷といわれています。
- ヘイズ率:膜の透明性を示す数値。一般的にはヘイズ率が3%を超えると視覚的な透明性低下が確認される。0.3%以下はガラスと同等の高透明性レベル。
- 接触角:水に対する接触過度で、10℃以下が超親水性領域と呼ばれています。
※抗菌性の持続性については現時点では確認できていません。
平成12年10月の展開開始から、オフィスビル・公共施設等、10年以上の経験を積み重ねてまいりました。安心して施工をお任せ下さい。



シンプルでフレキシブルな施工性
工程 | 材料 | 標準仕様(g/u) | 塗装回数 | 乾燥時間(25℃) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
下地処理 | ガラス面のごみ、砂埃等の付着物を除去し、油脂分等を、専用前処理剤(ST-K700等)、特殊パット、ミニサンダー或いはポリッシャー等でガラス面をムラ無く研磨・除去、乾燥した清浄な面とする。 | ||||
光触媒コート | ST-K253 または ST-K254 | 30〜50 | 1〜2 | 24H | 低圧温風塗装機を使用 |
- 上記材料全て、指定の材料をご使用ください。
- 上記の各数値は、すべて標準のものです。被塗物の形状、素地の状態、気象条件、施工条件によりそれぞれ多少の幅を生じることがあります。
- 光触媒コート及びシール汚染防止時は気温が5℃以下、湿度75%以上の場合は施工を避けてください。
施工手順
@養生 | ||
---|---|---|
A清掃 | ||
B研磨 | ||
C塗布 | ||
D養生撤去 |
危険情報と安全対策
- ご使用前には、MSDS及び製品容器の記載の注意事項をよくお読みください。
- 引火性液体の為、火気厳禁です。
- 有機溶剤中毒のおそれがあるため、換気に注意し、防毒マスクまたは送気マスクを使用する等安全対策を行ってください。
- 施工においては、溶剤成分が室内に滞留しないよう十分注意して下さい。
光触媒コーティング剤 ST−K253/ST−K254

注意事項
- 本商品は清掃が不要になるコーティングではありません。長期間降雨のない場合や少量の雨水、雨の掛かりにくい部位、特に庇のある場合では、セルフクリーニング効果が十分に発揮されません。汚れ度合いによって、年に1〜数回程度の清掃が必要なことがあります。
- 防塵の多い場所や黄砂によって一時的に汚れることがあります。少量の雨が当たると、かえって汚れが目立つことがあります。大量の有機物汚れ(油、鳥の糞他)はセルフクリーニング効果だけでは除去ができませんので、中性洗剤を使って洗浄してください。
- ガラス−サッシ間のシーリング材にシリコーンが使用されている場合は、シーリング材から溶出するシリコーンオイル等の付着により防汚性が十分に発揮されません。(当工法のシール汚染防止処理は、シリコーンオイルの溶出を完全に抑制するものではございません。)シリコーン系以外のシーリング材(ポリイソブチレン系、ポリサルファイド系)への変更をお奨めいたします。
- ガラス塗装面側に加工が施されている場合(熱線反射加工、熱線吸収加工、フィルム等)には、コーティングが出来ません。また、勾配ガラス(10℃以下)は効果が十分発揮されません。
- 光触媒コーティング膜は、完全硬化するまでに1ヶ月程度かかります。その期間中は下記メンテナンスを行わないでください。(但し、施工後1日経過した後であれば散水のみによるメンテナンスは可能です。)
メンテナンス方法
光触媒コーティング面
通常汚れの場合、散水可能であればガラス面への散水のみで十分です。散水のみでは汚れが落ちない場合やひどい汚れが付着した場合及び散水ができない場合には、下記手順に従い、清掃を行ってください。
【手順】
- 清水を浸した軟らかい布でガラスコーティング面を濡らします。
- スキージーで清掃します。このとき、
@ 微細な固形物や防塵を除去した後に清掃してください。
A スキージーの裏側の金具をガラスに当てないように注意してください。
B スキージーの先には汚れが集まっていますので、適宜、その汚れを落としてから使用してください。 - ふき取りムラがないか確認してください。コーティング面は、乾燥が速いので、このまま終了しても問題ありませんが、ふき取りムラによる水滴などが残っている場合は、乾燥した柔らかい布で、その部分を軽く拭いてください。
光触媒コーティングしていない面
資料提供:石原産業株式会社